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プーランク オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲

プーランク オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲 ト短調(1938)

オルガンとオーケストラの作品、と言えば、恐らくサンサーンスの交響曲第3番が
最も有名で、人気も高いのではないかと思いますが、
このプーランクの作品も素晴らしいものです。

オルガンとティンパニをソロ楽器として扱い、オーケストラは弦楽器のみ、という変則的な編成。
曲名は、簡単に略して「オルガン協奏曲」とも言われますが、オルガンの多彩な音色によって、
管楽器の集団がいる様な錯覚すら覚えるくらい、全編を通してオルガンが鳴り響きます。

この曲を作曲した頃のプーランクは、宗教的な傾向の作品を数多く書いています。
軽妙洒脱な作風と言われるプーランクの、もう一つの側面。
この曲も、シリアスな宗教的な性格を持っていて、バッハを意識したかのようなバロック的旋律、
ドイツ的なかっちりとした響きや構成が見られます。
その中で不協和音が効果的に使われていたりして、独自の世界が創り上げられています。

曲全体は、切れ目なく演奏される7つの部分からなり、急速で激しい攻撃的な音楽と、
優しい幻想的な音楽を交互に聴くことができます。
オルガンと弦楽器が、相互に旋律として、または伴奏として絡み合ったり、
ティンパニと掛け合いをしたりと、長調短調入り混じり、様々な音楽が絶えず移ろっていきます。
フォルテッシモでガツガツ進むところは、鬼気迫る感じ。

聴いているうちにところどころで、ト短調、という調性のせいもあって、
バッハのトッカータを連想させます。
オーケストラの響きは、チャイコフスキーに似ていたり、ブルックナーに似ていたりする部分も。
近現代の音楽、と呼ぶには、あまりにもロマン的か。
曲の最後は、もしかしてバッハのパロディではないか・・・?

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プーランク オルガン協奏曲
音楽は形式美の追求と思いながら聴いた。なかなか面白い。
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